レゴ・ハッカソン

プログラミングが可能なレゴがありまして、そのハッカソン(ハッカー + マラソン)に参加してきました。

「レゴ・マインドストーム」というこのレゴは、一式買うと5万円くらいします。自分で買うにはちょっと高い。海外でプログラミングの教育にも取り入れられているということで、気になっていたので体験してみました。

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作成

朝10時に集合して、17時まで作成、最後にお互いの作品で遊ぶ、という流れです。各チームは3人で、それぞれ一作品ずつ作ります。計4チームありましたが、そのうち2チームは、当日集まった個人参加のメンバーでした。

自分たちのチームは、
・工学部の学生
・アイディアソンを自分の会社で経験したことのある社会人
・ハッカソン初参加の自分
の個人で構成されたチーム。

レゴ・マインドストームにはチームメンバーは全員初めて触るので、試行錯誤しながら作ります。僕達のチームは主にセンサーとパソコンによるプログラミングに時間をかけて完成させました。

センサーを目の下の左右につけて、虫の触覚のように、触れたら逃げるようにプログラミングしました。おしりに光センサーをつけて、強い光を当てると起動するようにしています。後付ですが、「もぐら」ということで完成させました。歩き方は、左右のタイヤを交互に「小刻み」「大きめ」でランダムに起こるようにしています。コントロールはできませんが、後退して回転するので、自律してあちこちをずっと動き続けてくれます。ちょこまか寄ってきてくれる動きがけっこう可愛かったです。

他のチームは、レゴ自体の組み立てによる機構の作成に時間をかけ、スマホでコントロール出来るようにしていました。

遊ぶ

最初は各自個別に工夫点などを見て回っていたのですが、自然とバトルが始まりました。他のチームは、フォークリフト型や銃を撃つ機構があるのに対し、僕達の「もぐら」は逃げるだけです。でも、攻防のバランスが絶妙で、盛り上がりました。

感想

普段画面内でプログラミングだけしているので、実際にモノが動くというのは楽しかったです。教育向け、ということですが、一つの作品として仕上げるのは中々大変です。組み立てながら同時にプログラミングを考えるのは難しいですが、良い経験になります。どちらかというと、やはりレゴの構造の作成に時間がかかります。プログラミングを主題におきたいときは、何かロボットのようなものをあらかじめ用意しておいて、動きの改造などから始めたほうが良さそうです。